40代・一人暮らし男女の理想の部屋|間取り・インテリア実例、現実的な平均生活費なども紹介

40代で一人暮らしをしているorこれから一人暮らしをしようとしていて、「部屋のデザインなどを見直したい」「ご自身の好みを自由に表現した住まいづくりをしたい」とお考えの方がいらっしゃると思います。
最近の世論調査によると、40代は最も「時間のゆとりがない」と感じている世代で、多くの方は自由時間を睡眠・休養などに使っています。
実際に、いつも整えやすくリラックスできる住まいづくりの必要性を感じている方が多いのではないでしょうか。
そこで今回は、リノベーションによって多くの一人暮らしの男性・女性の理想の住まいづくりをサポートしてきた千葉の『be naked』が、40代からの住まいづくりや生活に役立つ情報をお伝えします。
これからのライフスタイルがより充実したものになるよう、ぜひ最後までご覧ください。
千葉で一人暮らしのための理想の住まいづくりをご希望の方は、be nakedへお問い合わせください。
専属設計士がご希望を丁寧に伺い、物件探しの段階からサポートいたします。
Contents
一人暮らし男女の理想の部屋|間取り・インテリア実例

はじめに、一人暮らし男性・女性が理想の住まいを実現した実例を紹介します。
既成概念にとらわれない間取りづくり、好みのデザインを自由に取り入れたインテリア※を、一緒に確認しましょう。
※「インテリア」とは内部空間などの意味で、室内装飾全般を指します。
ナチュラルモダン✕ミッドセンチュリー
こちらは2LDKのマンションを、スケルトンリノベーションでワンルームにした実例です。
水回りの位置を調整して、バルコニー直結のランドリースペースも設けました。


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ワンルームでの一人暮らしは開放的で生活動線もスムーズな点が魅力ですが、1つの空間にリビング・寝室などを共存させると、空間全体が雑然とした印象になりがちです。
こちらの住宅のように内装デザインで空間をゾーニングする工夫で、ワンルームでもデザインと暮らしにメリハリが生まれます。


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こちらの記事で、マンション住戸の限られた空間をフル活用できる『リビング兼寝室』の間取りを確認できます。
〈関連ページ〉リビング兼寝室のレイアウト&デザイン事例|仕切り方、ベッド・ソファなど家具の選び方も解説
40代はライフスタイルが確立している方が多く、持ち物の量も大体定まっているのが一般的です。
物の量に合わせた収納を住戸各所に設けると便利で、マンションリノベーションではデッドスペースをつくらない収納造作が可能です。



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ブルックリンスタイル
こちらは3LDKのマンションを、スケルトンリノベーションで「1LDK+オフィス+WIC※」にした実例です。
※WIC:ウォークインクローゼット
住戸中央に水回りスペースを配置することで、オフィス・プライベート空間を明確に区切っています。


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玄関横の個室の壁・天井を解体してオフィスとし、視線が窓に向かうようにインテリアを配置したことで、コンパクトでありながら広がりを感じる空間が完成しました。

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こちらの記事で、マンションの壁を解体してリノベーションをした実例を確認できます。
〈関連ページ〉マンションの壁をぶち抜くリフォームの基礎知識|メリット・デメリットや費用相場を解説
日当たりの良い南向きの居室はプライベート空間とし、ゆったりとしたソファを中心にして、心地よく自分時間を楽しめるインテリアコーディネートをしています。


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こちらの実例は、動画でも間取り・インテリアを確認できます。
インダストリアル✕ヴィンテージ
こちらは4LDKのマンションを、スケルトンリノベーションで「1LDK+土間+パントリー」にした実例です。
住戸全体の壁を解体して3つの大きな空間(LDK・水回り・寝室)に分け、玄関土間を広げてシューズインクローゼットも設けました。


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LDKと寝室を遮る壁に室内窓を設けて、住戸の奥までやわらかな日差しが届く住まいとなりました。


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マンションの玄関は一般的にコンパクトですが、リノベーションによって玄関土間を広げることで、置き場所に困りがちな自転車・スーツケース・キャンプ用具など、大きな物の収納場所に困らなくなります。


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be nakedには、今回ご紹介しきれなかったリノベーション実例がほかにもありますので、ぜひごらんください。

一人暮らしの男性・女性が理想の住まいづくりをした実例を確認してきました。
どの実例も、生活環境の整備・リラックスを両立できる空間の使い方を工夫したうえで、好みのデザインを自由に表現していましたね。
次に、40代の男性・女性が一人暮らしのためのおしゃれな部屋づくりをするコツも紹介するので、参考にしてください。
40代・一人暮らしの現実と理想を融合させるおしゃれな部屋づくり5つのコツ

国が5年ごとに実施している「社会生活基本調査」によると、40代の男女は仕事時間・家事時間が他の世代と比較して長く、睡眠時間・余暇時間が短い傾向があります。
〈参考〉総務省統計局『社会生活基本調査トピックス-国民のライフスタイル』>(付表)年代別にみた生活時間と余暇活動の主な特徴
この傾向から、特に長い時間を過ごすLDKなどの部屋は、理想のおしゃれな生活を送れることはもちろん、ズボラでいたい日も許容してくれるような空間にしたいですよね。
そんな理想と現実を融合させるおしゃれな空間づくりのコツは、以下のとおりです。
- ・目指すデザインテイストを明確に決める
- ・長く過ごす部屋には長時間くつろげるスペースを確保
- ・隠せる収納を十分に確保する
- ・スムーズな生活動線のための通路確保で家具のレイアウトが自然に定まる
- ・「フォーカルポイント※をつくる」などインテリアコーディネートの基本ルールも参考にする
※「フォーカルポイント」とは、視線を集める場所のことです。
目指すデザインテイストを明確に決める
住まいづくりのはじめに目指すデザインテイストを明確に決めることは、ソファなどの大型家具から雑貨まで、デザイン・素材・色などを選ぶ際の指針となり、デザイン性の高い部屋づくりをすることにつながります。
目指すデザインテイストは、ご自身がSNSなどでいつも気になる・長い時間をかけて見たくなるデザインの傾向から発見しましょう。
デザインテイストの名称がわからない場合は、対話型AIに画像を読み込ませて「この画像のデザインテイストを教えて」といった質問をすると、ヒントを得られます。
【人気の高いデザインテイスト例】
- ・モダン・和モダン・コリアンモダン
- ・ナチュラル
- ・ホテルライク
- ・インダストリアル・ブルックリン
- ・北欧
- ・ヴィンテージ・アンティーク・レトロ など
長く過ごす部屋には長時間くつろげるスペースを確保

一人暮らしは住まいのすべての空間を独占できる点が魅力ですが、「気づくと、ほとんどの時間をLDKの決まった場所だけで過ごしている」という方がいらっしゃるのではないでしょうか。
多くの時間を過ごす場所は、改めて高いデザイン性・快適性を追求しましょう。
【例】
- ・ソファーは、3人掛け・お昼寝スペースにもできるデイベッドなど、大型サイズを選ぶ
- ・オフモードの時間を穏やかに過ごせる、暖色系の間接照明や調光できる照明を設置
- ・多機能のサイドテーブルを使用する(可動式、ドリンクホルダー付き、雑誌収納可能など)
隠せる収納を十分に確保する
日常生活に必要でおしゃれを追求できない物はたくさんあるため、一人暮らしの部屋のデザイン性を追求するためには、隠せる収納の確保が必須です。
こちらはマンションをスケルトンリノベーションした実例で、5畳ほどの空間をすべて収納スペースにしました。
2箇所に間口を設けてドアを設置した「ウォークスルー形式の収納スペース」なので、隠せることはもちろん、生活動線もスムーズです。


スムーズな生活動線のための通路確保で家具のレイアウトが自然に定まる
スムーズな生活動線をつくるうえで大切なポイントになるのは、「通路の配置・距離・幅」です。
通路の確保によって家具を置く位置が自然に定まり、すっきりとした印象の部屋づくりもしやすくなります。
例としてこちらは、玄関からリビングまで一直線の通路を確保しています。
通路確保によって大型家具(ベッド・ソファーなど)の位置も自然に定まり、ゆとりを感じる空間が完成しました。


「フォーカルポイントをつくる」などインテリアコーディネートの基本ルールも参考にする
40代からの大人の一人暮らしの部屋は、インテリアコーディネーターが考案したような洗練されたデザインにしたいですよね。
大人のおしゃれな一人暮らしの部屋づくりに役立つ「インテリアコーディネートの基本」は、以下のとおりです。
- ・視線の行き場となるフォーカルポイントをつくることで、配線などの多少雑多な部分が気になりにくくなる
- ・「ベースカラー70%:メインカラー25%:アクセントカラー5%」をベースにしてインテリアの配色を決めると、モデルルームのような部屋づくりをしやすい
- ・ロータイプの家具を選んで空間上部に余白をつくると、開放感を演出できる など
デザインを考えるのが苦手な方でも、上記のような基本ルールを守ることで、簡単におしゃれな部屋づくりが可能です。
ここまで、40代からの一人暮らしをより充実したものにするために、部屋づくりに役立つ情報をお伝えしてきました。
次に、現実的な生活費にも目を向けて、一人暮らしに役立つ情報をお伝えします。
千葉でデザイン性・快適性にこだわった住まいづくりをご希望の方は、be nakedへお問い合わせください。
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40代・一人暮らし男女の現実的な平均生活費|持ち家・賃貸の住居費比較

40代は収入に対する満足度が高い一方で、今後の生活に対する不安も抱えている年代です。
〈参考〉内閣府世論調査『国民生活に関する世論調査(令和7年8月調査)』1.現在の生活について
特に初めて一人暮らしする場合、将来資金面で困ることのないように、なるべく正確な生活費を把握しておきたいですよね。
次に「40代・一人暮らし男女の平均生活費」「持ち家・賃貸それぞれの住居費」なども紹介するので、今後の生活設計に役立てていただけると幸いです。
40代・一人暮らし男女の現実的な平均生活費
以下は「会社などに雇用されている一人暮らし世帯の平均収入・平均生活費」をまとめた表で、回答者の平均年齢は「男性:41.5歳」「女性:46歳」です。
| 項目 | 男性 | 女性 |
|---|---|---|
| 勤め先収入(定期収入) | 313,312円 | 297,173円 |
| 消費支出合計 | 175,664円 | 193,448円 |
| 以下、消費支出の内訳 | ||
| 食料 (内外食) | 49,351円 (内14,579円) | 41,249円 (内10,816円) |
| 住居 | 28,904円 | 34,499円 |
| 光熱・水道 | 10,618円 | 11,766円 |
| 家具・家事用品 | 4,289円 | 5,999円 |
| 被服及び履物 | 4,755円 | 7,453円 |
| 保健医療 | 6,123円 | 10,973円 |
| 交通・通信 | 25,251円 | 21,933円 |
| 教養娯楽など (内交際費) | 46,373円 (内10,857円) | 59,575円 (内12,352円) |
〈項目・数値引用〉政府統計の総合窓口(e-Stat)『家計調査』>男女・年齢別 単身世帯・勤労者世帯>勤労者世帯、男女の平均(N列・Q列)
※日常的な生活に関わる項目を抜粋して、表を作成しています。
上記の中で「住居」は管理費などの月ごとに発生する費用を合計した額で、住宅ローン返済額が含まれていません。
そのため、一般的な住居費よりも低額ですよね。
次に一般的な住居費も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
持ち家・賃貸の住居費比較|初期費用・ランニングコスト

一般的な住居費の目安は手取り収入の25〜30%ほどで、住宅購入時に多くの方が利用する「フラット35」が提示している、以下の基準も参考になります。
【フラット35:年収に見合った返済負担の割合】
- ・年収400万円未満:30%以下
- ・年収400万円以上:35%以下
〈引用〉フラット35サイト『Q年収による借入額などの制限はありますか。』
具体的な住居費は収入・実際の家計に応じて判断する必要があるため、例として「年収600万円・一人暮らし」の場合の主な住居費を、大まかに試算して紹介します。
【例:年収600万円、一人暮らしの場合の住居費】
| 項目 | 持ち家 (中古マンション購入+リノベーション=3300万円を仮定※1) | 賃貸 (賃貸住宅の家賃11.5万円ほどを仮定※2) |
|---|---|---|
| 初期費用 | 諸費用:330万円ほど 頭金なしのフルローン、諸費用10%ほどを想定 | ・契約費用等:57.5〜69万円ほど 家賃の5〜6ヶ月分を想定 |
| その他:50〜70万円 引っ越し費用、家具購入費用など | ||
| 月のランニングコスト | 住宅ローン返済額:約12.1万円 返済期間30年、全期間固定金利2.0%で計算 | 家賃等:11.5万円ほど |
| 管理費等:2〜4万円ほど | ||
| 年間のランニングコスト | 固定資産税:10〜15万円ほど | - |
| 不定期のランニングコスト | 15〜20年ほどに1度 ・給湯器交換:10〜30万円 ・水回り設備交換:200〜300万円 など | 更新費用:345万円 2年に1度、火災保険料等を含めて家賃2ヶ月分を支払うと想定 |
※1 フラット35利用者調査によると中古マンション購入者の年収倍率(年収に対する住宅ローン借入額の割合)は5.5倍なので、「600万円✕5.5倍=3300万円」と仮定
※2 月収50万円(年収600万円)から大まかに社会保険料などを差し引くと手取り額は38万円ほどのため、38万円✕30%≠約11.5万円と仮定
〈参考〉年収倍率:住宅金融支援機構ホームページ『フラット35利用者調査』2024年度調査結果>12ページ
上記の数値は主な住居費を大まかに提示したものではありますが、30年間の住居費総額を試算すると以下のとおりです。
持ち家は「不定期のランニングコストが2度発生すると想定して計算」など多めに試算した数値ですので、参考程度にご確認ください。
【持ち家・賃貸の30年間の住居費】
- ・持ち家:6,176万円〜7,306万円(この数値は住宅ローン金利によって大きく変動します)
- ・賃貸:4,592.5万円〜4,624万円(30年間で引っ越しをしないことを前提とした数値です)
また、持ち家の場合は住宅ローンを完済する30年後から住居費が大きく減少するため、1年間の住居費は以下のとおりとなります。
【30年後からの持ち家・賃貸の住居費(年間)】
- ・持ち家:34万円〜63万円/年
- ・賃貸:138万円/年
40代からの一人暮らしは持ち家or賃貸どちらがいいのか

近年の住宅ローン金利の上昇傾向を考慮すると、持ち家よりも賃貸の方が住居費を抑えられる可能性があります。
ただし40代・1人暮らしを今後も継続予定の場合、「老後の住居確保」「健康問題によって働くのが難しくなった場合の住居確保」などを考えると、持ち家or賃貸の選択は慎重にしたいですよね。
持ち家or賃貸の選択は、ご自身の価値観に照らし合わせて検討してください。
【持ち家が向いている方】
- ・「老後の固定費を下げることが生活面・精神面の余裕につながる」とお考えの方
- ・重大疾病で働くのが難しくなった場合に、住宅ローン残債がゼロになる&住居を所有し続けることが可能な「団体信用生命保険」に価値を感じる方
- ・ご自身の理想を自由に詰め込んだ住まいで暮らしたい方
- ・高齢になってから賃貸住宅を借りる際の「更新拒否」「契約拒否」などのリスクを避けたい方
- ・今後の物価上昇リスクに備えて、「長期的な住居費を現時点で確定しておきたい」とお考えの方 など
こちらの記事で、マンション購入後の後悔を防ぐ方法を確認できます。
〈関連ページ〉40代独身女性がマンション購入で後悔しやすいポイント|中古マンションリノベーションによる対策も解説
【賃貸が向いている方】
- ・ライフスタイルの変化に応じて住まいを変えたい方
- ・住宅ローン利用を負担に感じて生活満足度が下がる方
- ・住宅投資以外の方法で資金を運用するプランをお持ちの方
- ・住宅設備の交換など、住居の管理をご自身ですることにストレスを感じる方
- ・今後の家賃上昇リスク、オーナー都合の退去リスクなどに対応できる生活プランをお持ちの方
40代から家を買う場合の注意点

40代からの生活を充実したものにするために家を買うことを選択する場合、ぜひ以下の注意点を確認して、「予定外の出費」「理想を実現できない後悔」などを防いでください。
- ・「中古マンション購入+リノベーション」を選択する場合、物件探しの段階からプロにサポートを依頼
- ・補助金や住宅ローン減税を活用して住居費負担を軽減
- ・頭金ゼロのフルローンでも現金支出が必要な諸費用があることに注意 など
「中古マンション購入+リノベーション」を選択する場合、物件探しの段階からプロにサポートを依頼
「中古マンションを購入+リノベーション」という選択をする場合、物件の状態によっては、想定していた資金計画や理想の生活を実現できないケースがあります。
【例】
- ・配管など見えない部分の劣化が激しく、想定よりもリノベーション費用が高額になった
- ・配管を延長できる範囲が限られている・解体できない壁があるなどの都合で、理想の間取りを実現できなかった
- ・「寒い・暑い・結露がひどい」など、住み始めてから住宅性能が低いことに気づいた
そのため、物件探しの段階からサポートを依頼できる施工業者を選び、リノベーションの現実的な費用やプラン内容を相談しながら購入判断をできると安心です。
千葉のbe nakedは、物件探しからリノベーション・アフターフォローまで、ワンストップで理想の住まいづくりをサポートいたします。
「中古マンション購入+リノベーション」を検討中の方は、お気軽にお問い合わせください。
補助金や住宅ローン減税を活用して住居費負担を軽減

持ち家は賃貸と比較して住居費が高額になる可能性がありますが、以下のような制度などの活用によって、住居費用の負担を軽減できるという魅力があります。
- ・住宅ローン減税:10年間にわたって、「年末の住宅ローン残高✕0.7%」を所得税から指し引ける制度(金利負担軽減)
- ・国の補助金:リノベーション工事の内容によって、数万円〜100万円程度の補助金を受け取れる
- ・自治体の補助金:リノベーション工事の内容によって、数万円〜数十万円程度の補助金を受け取れる、国の補助金と併用できる場合もある
- ・移住支援金:自治体によって支援内容が異なるが、他県へ移住する際に100万円程度の支援金を受け取れる場合がある
住宅ローン減税についての不明点はお住まいの地域を管轄する税務署へ、補助金についてはリノベーションを依頼する施工業者へ問い合わせをしてください。
こちらの記事で、リノベーション時に活用できる補助金の詳細を確認できます。
〈関連ページ〉2026年のリノベーション補助金はいつから|先進的窓リノベ事業などの補助金はなくなるのか
頭金ゼロのフルローンでも現金支出が必須の諸費用があることに注意
近年は住宅ローン金利が上昇傾向ですが、それでも住宅ローンは他の金融商品と比較して圧倒的に低金利です。
そのため、「頭金ゼロのフルローン利用」で手元資金をなるべく残す・手元資金を別の投資に活用することを検討する場面があると思いますが、頭金ゼロのフルローンであっても、現金支出が必須の諸費用があることにご注意ください。
【現金支出が必須の諸費用】
- ・物件申込時の「申込証拠金」:10万円程度〜が一般的
- ・売買契約時の手付金:「売買価格×5〜10%」ほど
- ・不動産業者に支払う仲介手数料:「売買価格×3〜5%+消費税」
- ・不動産取得税:不動産の課税標準額※×3%(2027年3月末までは税額が1/2となる特例措置があります)
- ・印紙税:1〜3万円が一般的 など
※「不動産取得税の課税標準額」とは、売買価格ではなく固定資産評価額をもとにして算出される額です。
金融機関によっては住宅ローンに含められる諸費用の範囲が広い場合がありますが、住宅ローン決済前に支出が必要な諸費用が複数あることを念頭に置いて、資金を確保してください。
まとめ
40代で一人暮らしの住まいを見直したい方・これから一人暮らしを始める方へ、「住まいづくりの実例」「持ち家or賃貸を選択する際に役立つ情報」などを紹介してきました。
40代は男女ともに収入面の充実度が高い傾向があることから、長期的な視点で住まいのあり方を見直すのに適している世代です。
今回紹介した情報を参考に、ご自身の価値観にマッチする住まいづくり・住まい選びをしていただけると幸いです。

