キッチンが主役のこだわり空間

キッチンは、ご家族の笑顔やコミュニケーションが自然と生まれる、住まいの中心的な空間です。近年では、おしゃれなオープンキッチンや広くて使い勝手のいいワークトップ、子育て・家事に優しい回遊動線など、自由で個性豊かな設計が増えています。例えば、料理やお菓子づくりを満喫したい方、キッチンを囲んだホームパーティーを計画している方、大容量収納にこだわりたい方など、同じキッチンでも趣味やライフスタイルによって、理想のレイアウトやデザインはさまざまです。まずは、キッチンの豊富な種類とそれぞれの特徴をイメージしながら、ご家族のお好みに合うスタイルを見つけてみましょう。

おしゃれで機能的なキッチンの種類選び

キッチンの種類は、「対面型」「非対面型」と「半対面型」の3タイプに分類されます。

01
対面型
  • アイランドキッチン
  • ペニンシュラキッチン
  • カウンター対面キッチン
02
非対面型
  • 壁付けキッチン
  • 独立キッチン
03
半対面型
  • II型キッチン
  • L型キッチン
  • U型キッチン

01「対面型」
アイランドキッチン・ペニンシュラキッチン・カウンター対面キッチン

アイランドキッチン系

回遊性とオープンなワークトップが魅力

アイランドキッチンは、四方が壁から離れて「島」のように独立した配置のため、360度どこから見てもオープンなキッチンです。フラットなワークトップとインテリア性のあるデザインが、生活感のないモダンな内装をお考えの方から注目されています。

また、同様なスタイルで腰壁を設けた独立I型キッチンなら、開放感を残しつつ調理中の手元は隠せる実用性を備えた対面配置も可能です。自由で回遊性のある調理・配膳・片付け動線があれば、複数人での作業もしやすく、ご家族やゲストとのコミュニケーションもスムーズになります。

be nakedアイランドキッチン

回遊性の高さが魅力のアイランドキッチンは、通路幅を900~1200mm程度確保することで、キッチンとしてだけでなくダイニングカウンターや自由な立食スタイルのホームパーティなどにも重宝します。水はねや油はねが気になる場合は、キッチンの奥行きを900mm程度まで広げたり、メンテナンス性の高い床材をキッチンまわりに広く導入する方法で対策するのがおすすめです。また、キッチンエリアの床材を切り替えれば、他の間取りとの差別化やインテリアとしての空間演出にも役立ちます。

ペニンシュラキッチン

開放感と実用性が両立できる定番レイアウト

アイランドキッチン本体の左右どちらかが壁に接した「半島」スタイルのペニンシュラキッチン。
対面型の中でもよく選ばれているキッチンで、通路は片側だけなので、アイランドキッチンよりも省スペースな設置が可能です。

コンロ側が壁に付いているため、油はねやニオイの広がりが抑えられ、掃除の範囲も最小限にとどまります。

be nakedペニンシュラキッチン

ペニンシュラキッチンは、コンロ側の側面のみ壁に接したスタイルで、アイランドキッチンのような開放感が魅力です。回遊性がない分キッチン空間が明確にゾーニングされ、壁の奥に収納に便利なパントリーを配置したり、洗面所などの水回りとつながる最短動線を計画することで、キッチンまわりの家事効率が向上します。また、ダイニングテーブルを横並びにレイアウトする一体型間取りとも相性がいいため、キッチンダイニングが中心の暮らしをお考えの方にもおすすめです。

カウンター対面キッチン

食事や作業、配膳に活用できる設計

ダイニング側から、食事や配膳に使える広さのカウンターを設けたスタイルのキッチン。キッチンに立つご家族と向かい合って会話しやすいスペースなので、お子様の宿題を見ながら料理したり、カフェやバーのようにゲストをもてなす場所として、おしゃれにデザインするのがおすすめです。

be nakedカウンター対面キッチン

カウンター対面キッチンは、キッチンが個室だった時代の間仕切り壁をオープンにして、リビングダイニングとのつながりを確保した対面キッチンの代表的なスタイルです。キッチンの対面側にダイニングを配置すれば、配膳や片付けがスムーズで、LDで過ごすご家族ともコミュニケーションが取りやすいキッチンが実現します。キッチンの丸見えを防ぎたい方やキッチンをLDから独立させたい方におすすめで、リビングとの位置関係やTVの向きこだわれば、料理や洗い物をしながら映画やドラマを見ることも可能です。

02「非対面型」
壁付けキッチン・独立キッチン

壁付けキッチン

調理に集中しやすく、空間をすっきり使えるレイアウト

非対面型の壁付けキッチンは、限られたスペースを有効に使いやすく、動線をコンパクトにまとめられるレイアウトです。調理に集中しやすく、作業効率を重視したい方に選ばれています。作業中は壁に向かうスタイルとなるため、壁面収納や飾り棚を取り入れることで、使い勝手とデザイン性の両立が可能です。調理道具や器を見せる収納にすることで、キッチン全体に表情が生まれます。

また、タイルや素材、照明計画にこだわることで、リビング・ダイニングからの見え方を意識した、インテリア性の高いキッチン空間に仕上げることができます。

be naked壁付けキッチン

壁付けキッチンの通路とダイニングスペースは併用で使えるため、キッチンダイニングのスペースを調整して、広いリビングの確保につなげたい方におすすめです。ただし、個室型キッチンの場合はご家族やゲストから孤立しやすい場合もあるため、LDとの位置関係がポイントになります。キッチンを壁面に設置させるレイアウトなら、フライパンの壁掛けや調味料・食器の飾り棚収納、壁面のタイル仕上げなど、LDから見えるインテリア性の高いデザインも楽しめます。また、ダイニング側に作業台としても使えるカウンター収納を設けたり、ダイニングテーブルをキッチンに近づけて調理&食事のための空間を1つにまとめるなど、ライフスタイルやこだわりに合わせた自由なレイアウトが可能です。

独立キッチン

自由な時間が楽しめる完全独立型の配置

リビングダイニングからキッチンを独立させ、1つの部屋としてレイアウトする、こだわり設計です。プライベート空間のような使い勝手が実現するため、料理に集中したい方はもちろん、愛用のキッチンアイテムや食材のストックなどを同じ部屋にまとめて整理しておけるのが魅力です。

生活動線から独立しているため、ワークスペースとして仕込みや作り置きが自由にできる「誰にも邪魔されない」環境が整います。

be naked独立キッチン

キッチンを一つの「個室」として捉える独立型は、調理に没頭したい方や、LDKの生活感を抑えたい方におすすめです。最大のメリットは、調理中の匂いや煙をリビングへ広げず、キッチン内に集中させられること。また、壁面が多く取れるため、キッチン自体をパントリー(食品庫)として兼ねる高い収納力を確保できます。設計のコツは、孤立しすぎない「繋がり」の持たせ方です。LDとの位置関係を工夫し、作業台を兼ねたカウンターを併設すれば、配膳もスムーズになります。壁面には、フライパンの壁掛けや飾り棚、お好みのタイルを施すことで、インテリアとしての完成度も高まります。機能的なパントリーとしての利便性と、お気に入りに囲まれるデザイン性の両立をすることで、単なる調理場ではない、ライフスタイルに寄り添う自由なレイアウトが可能です。

03「半対面型」
II型キッチン・L型キッチン・U型キッチン

Ⅱ型キッチン

広い作業スペースと効率動線で家事シェアにも便利

シンクとコンロを分けて、向かい合わせに配置するセパレートタイプのキッチンです。I型キッチンが二列並ぶスタイルになるため、広い調理スペースが確保でき、複数人で作業を分担する場合にも便利です。

また、横移動ではなく振返るだけで、次の工程に移れる短い動線が効率的なので、本格的に料理やお菓子づくりを楽しみたい方に選ばれています。

be nakedⅡ型キッチン

Ⅱ型キッチンは、コンロとシンクを対面に分けることで、リビングにいるご家族やゲストとのコミュニケーションも、調理の効率を高めることも可能にしたスタイルです。コンロを壁向きに配置すれば、料理中の油はねやニオイの広がりが気になりにくく調理にも集中できます。
フライパンなどの調理グッズが多いご家庭なら、壁掛け収納を採用して、おしゃれなキッチン空間を演出するのもおすすめです。コンロとシンクが別々のI型キッチンに収まり1列がコンパクトに仕上がるため、横幅が確保しづらい間取りにキッチンをつくる場合にも適したレイアウトです。ただし、シンクで洗った食材を対面に運ぶ時など、作業台を行き来する際の床汚れがストレスにならないよう、床材選びも慎重に進めていきましょう。

L型キッチン

短いワークトライアングルが便利な開放空間

壁に沿って、または壁付け+対面型でL字に配置するキッチンは、シンクとコンロが直角の位置に分かれるスタイルです。

シンク・調理台・コンロがコンパクトなワークトライアングルを形成するため、料理や片付けの作業効率が高められます。

be nakedL型キッチン

L型キッチンは、直角配置によるスムーズな作業動線と、どの位置にも手が届きやすい距離感が魅力のレイアウトです。デッドスペースになりやすいコーナー部分は、盛り付け皿を並べたり、おしゃれな調味料やボトルの収納場所として活用するのがおすすめです。なお、L型をどの向きで配置するかによって使い勝手や印象が変わります。2辺とも壁面に沿って設置するスタイルは料理に集中できる環境を整えたい方向けで、1辺を壁に、もう片方をLD対面に配置するレイアウトは、II型キッチンのようなオープンさとセミクローズドの両立をお考えの方向けです。壁付けのI型キッチンにカウンター収納をL型に配置して、L型キッチンのように仕上げるプランも可能です。

U型キッチン

コの字で囲む高級感あふれるスタイル

シンク・調理台・コンロがコの字型につながる配置のキッチンです。

広いキッチンスペースが必要になるため、国内の平均的な広さの間取りでは珍しいタイプとなりますが、広い作業台と多様で効率的な動線が魅力です。

be nakedU型キッチン

U型キッチンは、個室ではないものの3面のワークトップカウンターに囲まれたコックピットのような空間で、高効率な作業が実現するため、料理に没頭したい方やプロ仕様のキッチンをお考えの方におすすめです。煮込み時間や調理工程の合間に自分時間が楽しめる設備・デザインにこだわったり、使い勝手のいい広さを保ち、調理グッズが散らかりにくい収納計画を立てることで、いつでも快適で美しい空間に仕上がります。

【理想の暮らしを叶える】
キッチン選びのポイント

キッチン選びで理想の家づくりを成功させるためには、デザイン性だけでなく、あなたの利便性や快適性をとことん追求した設計が欠かせません。

  • 生活・家事動線や他の間取りとキッチンのつながりを見直す。
  • 設置スペースとLDK全体のバランスを調整する。
  • 調理スペースの広さやワークトライアングルの効率性をチェックする。
  • 収納量や使い勝手に合わせた収納スペースを確保する。
  • キッチンデザインとLDK全体のインテリアを統一する。
スタッフ

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丁寧にお伺いします。

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