40代独身女性がマンション購入で後悔しやすいポイント|中古マンションリノベーションによる対策も解説

一昔前までは単身者の方は賃貸住宅で暮らすのが多数派でしたが、最近はライフスタイルを充実させる目的でマンションを購入する独身女性が増えています。
特に仕事や収入が安定する40代は、賃貸住宅から持ち家への切り替えを検討する方が多いタイミングで、資産形成や老後の安心感などマンションを購入する理由はさまざまです。
しかし、実際にマンションを購入するとなると、住宅ローンの返済や資産価値の低下、住み替えや引っ越しが難しくなるなど、リスクやデメリットも気になるところです。
そこでこの記事では、千葉で数多くのマンションリノベーションを手がけている『be naked』が、40代独身女性がマンションを購入するメリットや後悔しやすいポイントについて分かりやすくまとめます。
また、中古マンション×リノベーションで、費用を抑えて理想のマイホームを手に入れる対策についても詳しく解説しますので、ぜひ後悔のない住まい選びにお役立てください。
千葉でマンション購入を検討している方は、『be naked』へお問い合わせください。
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Contents
独身女性のマンション購入事情をチェック

前述したように最近はマンションを購入する独身女性が増えていますが、実際の割合や年収・年齢などの傾向を詳しく見てみましょう。
マンションを購入する独身女性の割合は増加傾向

出典:RECRUIT 2024年首都圏新築マンション契約者動向調査
リクルートの調査によると、2024年の首都圏の新築マンション契約者のうち、独身女性の割合は10%でした。
独身女性の割合は10年前の2014年は4.6%でしたが、2倍以上に増えていることから需要が大きく伸びている状況です。
また、2018年からは独身男性と独身女性の割合が逆転し、徐々に開きが大きくなっています。
独身女性によるマンション購入が増えている背景としては、結婚よりも充実したライフスタイルを実現したい意識の高まりや、利便性やセキュリティを重視した住まい選びの傾向などが挙げられます。
年齢は40代が最多
| 年齢 | 全体 | 独身女性 |
| 20代 | 16.3% | 11.8% |
| 30~34歳 | 29.7% | 18.1% |
| 35~39歳 | 18.6% | 20.2% |
| 40代 | 18.1% | 26.2% |
| 50代 | 8.3% | 12.3% |
| 60歳以上 | 7.9% | 11% |
| 無回答 | 1% | 0.4% |
出典:RECRUIT 2024年首都圏新築マンション契約者動向調査
2024年の首都圏新築マンション購入者の年齢別データを見ると、独身女性では40代が26.2%で最も多い結果となっています。
購入者全体では30代が最も多いですが、独身女性の場合は30代後半から40代にかけてマンションを購入する方の割合が多いです。
40代は仕事や収入が安定しやすいタイミングであり、結婚よりもライフスタイルの充実度や老後の安心を優先したいと考える人が多く、マンション購入を決断するタイミングとして選ばれやすい傾向があります。
購入価格と平均年収の傾向
| 購入価格 | 全体 | 独身女性世帯 |
| 2,500万円未満 | 0.1% | - |
| 2,500~3,000万円未満 | 0.6% | 3.5% |
| 3,000~3,500万円未満 | 1.6% | 6.9% |
| 3,500~4,000万円未満 | 6.3% | 16% |
| 4,000~4,500万円未満 | 7.1% | 15.2% |
| 4,500~5,000万円未満 | 9.8% | 12.3% |
| 5,000~6,000万円未満 | 22.4% | 19.5% |
| 6,000万円以上 | 50.6% | 25% |
| 無回答 | 1.6% | 1.5% |
出典:RECRUIT 2024年首都圏新築マンション契約者動向調査
2024年の首都圏新築マンションの購入価格別のデータを見ると、全体・独身女性ともに5,000~6,000万円が最多となっています。
独身女性の場合は5,000万円以下の価格帯も全体より割合が多く、比較的コンパクトで価格を抑えたマンションを購入する方も多い傾向があります。
| 年収 | 全体 | 独身女性世帯 |
| 400万円未満 | 0.8% | 4.2% |
| 400~600万円未満 | 6% | 18.1% |
| 600~800万円未満 | 12.3% | 19.3% |
| 800~1,000万円未満 | 14.2% | 8.3% |
| 1,000~1,200万円未満 | 14.1% | 2.7% |
| 1,200万円以上 | 28.5% | 3.5% |
| 無回答 | 24% | 43.9% |
出典:RECRUIT 2024年首都圏新築マンション契約者動向調査
年収のデータを見ると、ファミリー層を含む全体は世帯年収1,200万円以上が28.5%で最多なのに対し、独身女性は400~800万円の割合が多いです。
先ほど見た価格帯別のデータから分かるように、独身女性は比較的間取りが少なくコンパクトなマンションがマッチすることが多いため、必要な年収も低めになると考えられます。
40代独身女性がマンション購入するメリット・デメリット

先ほどご紹介したように40代の独身女性がマンションを購入するケースは増えていますが、実際にどのようなメリットがあるのか気になる方も多いようです。
賃貸住宅での暮らしではなく、マンションを購入することで得られるメリットについて詳しく見ていきましょう。
資産形成になる
独身女性がマンションを購入するメリットとして、賃貸と違って将来資産として残る点は大きなポイントです。
賃貸住宅は毎月の家賃を支払い続けても手元に何も残りませんが、マンションは住宅ローン完済後に自分の資産になるため、売却や賃貸に出すことで、資産を活用する選択肢が広がります。
先行きが見えにくい日本において、不動産という形で資産を持つことは将来の安心感にもつながります。
老後の安心感とコストメリット
マンションを購入・所有することは、老後の暮らしにおける安心感やコストメリットが大きいのも魅力です。
賃貸住宅の場合は高齢になると入居審査が厳しくなり、希望条件を満たした物件が見つかりにくいリスクがありますが、自己所有のマンションなら心配ありません。
また、住宅ローン完済後は支出を大幅に抑えられるため、収入が減少する老後の安心感も大きいです。
理想のライフスタイルを実現できる
自己所有のマンションは、賃貸住宅より理想のライフスタイルを実現しやすいのも購入を検討する独身女性にとって魅力的なポイントです。
インテリアやリフォームを自分好みに楽しめるだけでなく、ペットを飼う、趣味のスペースを作るなど、賃貸では制約が多いライフスタイルも実現可能です。
立地や眺望など、こだわりを反映した住まいを選べるのもマンション購入ならではの魅力です。
自分らしい暮らしを追求できる点は、ライフスタイルを重視する40代独身女性にとって大きな価値となります。
40代独身女性がマンション購入で後悔・不安を感じやすいポイント

さまざまなメリットや魅力があるマンション購入ですが、後悔や不安につながりやすいリスクやデメリットもあります。
特に、40代独身女性がマンション購入で後悔や不安を感じやすいポイントを1つずつチェックしていきましょう。
住宅ローンの返済が厳しくなる
独身女性がマンション購入で注意すべきなのは、金利の上昇や収入の減少などで住宅ローンの返済が厳しくなるリスクです。
特に40代でローンを組む場合、完済時年齢が定年前後になることが多く、収入減により月々の返済負担が大きくなり後悔する可能性が考えられます。
また、変動金利で住宅ローンを組む場合、金利が上昇して返済額が増加した際に、共働き世帯より対応が難しいリスクもあります。
40代は仕事や収入が安定しやすいタイミングではありますが、住宅ローンの支払いに対して不安を覚える方は多いようです。
資産価値の低下と売却できないリスク
購入したマンションの資産価値が低下し、将来売却や賃貸に出すことができなくなるリスクも独身女性が不安を感じやすいポイントです。
立地や築年数、管理体制によっては資産価値が下がり、売却したくても買い手がつかないことがあります。
特に郊外など立地が良くないマンションの場合「資産形成になると思っていたのに希望金額で売れない」という後悔につながる可能性があります。
理想のライフスタイルと間取り・広さのミスマッチ
マンションの購入において、理想のライフスタイルに対して間取りや広さがマッチせず後悔する可能性もゼロではありません。
せっかくマンションを購入したのに、実際に住んでみると間取りや広さがライフスタイルに合わず、理想の暮らしを実現できないと大きな後悔が残る可能性があります。
特に一般的なマンションはさまざまな人に合わせて間取りを設計しているため、趣味のスペースが足りない、収納が不足している、ペットを飼えないなど、ライフスタイルにマッチしないリスクも考えられます。
ライフスタイルの変化に引っ越しで対応できない
転勤や結婚、親の介護など、ライフスタイルの変化に引っ越しで対応するのが難しい点も、独身女性がマンション購入で不安を感じやすいポイントです。
賃貸であれば比較的柔軟に住み替えができますが、マンションの場合は売却や賃貸に出す必要があり、手間や費用がかかります。
ライフスタイルが大きく変化した場合、住み替えによる対応ができず不便を感じ後悔する可能性が考えられます。
マンション購入の後悔・失敗を防ぐなら中古+リノベーションも検討しよう

前述したようなマンション購入の後悔・失敗を防ぐなら、新築だけでなく中古物件+リノベーションという選択肢を検討するのもおすすめです。
※中古マンション+リノベーションのメリット
- 新築より初期費用や住宅ローンの返済負担を抑えられる
- ライフスタイルに合わせた間取りを自由につくれる
- 物件数が多く立地や環境を選びやすい
- 資産価値の下落幅が少ない
中古マンションは新築より販売価格が安く、リノベーション費用を含めても初期費用や住宅ローンの返済額を抑えられるケースが多いです。
| 全国 | 首都圏 | |
| 新築マンション | 5,592.2万円 | 6,569.3万円 |
| 中古マンション | 3,032.8万円 | 3,405.3万円 |
住宅ローンのフラット35を利用した方のデータを見ると、新築マンションと中古マンションの差額は全国では約2,559.4万円、首都圏では3,164万円です。
仮に中古マンションに1,000万円前後費用をかけてリノベーションしても、新築マンションより1,000~2,000万円前後初期費用を抑えられる可能性があります。
初期費用を抑えることで住宅ローンの返済負担も軽減でき、借入期間を短くして定年までに完済するなど、無理のない資金計画を立てることも可能です。
また、新築マンションは決められた間取りからしか選べませんがが、中古マンション+リノベーションなら自由にカスタムしてライフスタイルにマッチするマイホームをつくれるのも大きなメリットです。
さらに、中古マンションは物件数が豊富で立地や環境を選びやすく、新築より資産価値の下落幅が小さいため売却や賃貸に出すといった選択肢も広がります。
このように、中古マンション+リノベーションにはさまざまなメリットがあり、独身女性が新築マンションを購入するリスクやデメリットに効果的に対策できる選択肢です。
賃貸住宅からマンションへの住み替えを考えている方は、ぜひ新築だけでなく中古マンションリノベーションも検討してみてください。
千葉でマンションリノベーションを検討中の方は、『be naked』へお問い合わせください。
be nakedは、中古物件探しからプランづくり・施工まで、ワンストップでのサポートをご依頼頂けるマンションフルリノベーション専門会社です。

まとめ
40代独身女性のマンション購入は、資産形成や老後の安心、理想のライフスタイルの実現といったさまざまなメリットがあります。
一方で、住宅ローン返済の負担や、資産価値の低下、ライフイベントに柔軟に対応できないといった後悔しやすいポイントも存在します。
マンション購入後の後悔を防ぐためには、中古物件のリノベーションで初期費用を抑え、ライフスタイルにマッチする間取りを実現するのが効果的な対策です。
新築マンションにもさまざまな魅力はありますが、初期費用や住宅ローンの返済負担を抑えられる中古マンションリノベーションは、40代独身女性の住まいにピッタリな選択肢です。
千葉県の中古マンションリノベーションは、物件探しからリノベーションまで、ワンストップでサポート可能な『be naked』にご相談ください。
お客様のご予算やライフスタイルをお伺いし、理想の暮らしを実現できるマンションフルリノベーションプランをご提案いたします。


