マンションの壁をぶち抜くリフォームの基礎知識|メリット・デメリットや費用相場を解説

マンションの壁をぶち抜くリフォーム事例

壁をぶち抜く(撤去する)リフォームは、マンションの間取りを変更して、ライフスタイルにマッチする住まいをつくれる人気のメニューです。

検討している中古マンションの間取りがライフスタイルに合わない、またはお子さまの巣立ちなどでご自宅に使っていない部屋がある場合は、壁をぶち抜くリフォームを検討してみるのがおすすめです。

しかし、そもそもマンションの壁をぶち抜くことができるのか、どれくらい費用がかかるのかなど、気になる点も少なくありません。

そこで今回は、千葉で多くのリノベーションを手がけている『be naked』が、マンションの壁をぶち抜くリフォームを検討するときに必要になる基礎知識をわかりやすくまとめます。

壁をぶち抜くリフォームのメリット・デメリットや費用相場、撤去できる壁の見分け方などについて詳しく解説しますので、ぜひ理想の住まいづくりにお役立てください。

千葉でマンションリノベーションを検討している方は、『be naked』へお問い合わせください。

be naked』は、壁の撤去や移動などの間取り変更を含めた、マンションのフルリノベーションをトータルサポートする専門店です

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マンションの壁をぶち抜くリフォームのメリット

マンションの壁をぶち抜くリフォーム事例

マンションの壁をぶち抜いて間取りを変更することで、次のようにさまざまなメリットが生まれます。

ライフスタイルに合わせた暮らしやすい間取りをつくれる

中古マンションやご自宅の間取りがライフスタイルに合っていない場合、壁をぶち抜くことで暮らしやすい間取りをつくれるのは大きなメリットです。

一般的な分譲マンションは、多くの人に当てはまるように設計されているため、部屋数や広さがライフスタイルにマッチしないケースもあります。

特に築年数が経っているマンションは、昔の間取りが現代のライフスタイルに合わず、暮らしにくさを感じることが多いです。

壁をぶち抜くことでトレンドを取り入れた間取りをつくることができ、暮らしやすいマンションになるのは大きな魅力です。

開放感や採光性を高められる

壁をぶち抜くリフォームによって、お部屋の開放感や採光性を高められるのもメリットの1つです。

例えば、壁を撤去して複数の部屋がつながると、窓から入る自然光が全体に行きわたり、開放的で明るい空間をつくることができます。

リビングの開放感を高めて居心地が良い空間にしたり、コンパクトな居室を広げたり、お部屋の印象が変わることでマンション全体の暮らしやすさや満足度の向上にもつながります。

動線効率の改善につながる

マンションの壁をぶち抜いて動線をつなぐことで、動線効率の改善につながり、家事や生活をスムーズにこなせる間取りをつくれるのもメリットです。

例えば、行き止まりになっていた場所の壁を撤去すれば、新たな動線が生まれて効率の良い回遊動線をつくれるケースもあります。

壁をぶち抜くリフォームのデメリットや注意点

マンションの壁をぶち抜くリフォーム現場

マンションの壁をぶち抜くリフォームには、次のようなデメリットや注意点もあります。

失敗や後悔を防ぐために、対策とセットで覚えておきましょう。

空間が広くなり冷暖房効率が低下しやすい

壁をぶち抜くリフォームで複数の部屋がつながると、冷暖房効率が低下しやすくなるのは注意すべきデメリットです。

例えば、壁をぶち抜いて広いリビングをつくると、空気の体積が多くなるためエアコンのスイッチを入れてから適温になるまでの時間が長くなり、光熱費も増加します。

また、1つの部屋に対して窓の数や面積が増えると、ガラス面からの熱損失が大きくなり冷暖房効率が低下する原因になります。

対策としては、間取り変更で広くなった部屋に合わせた冷暖房機器を選定し、窓の断熱性能を高めるのが効果的です。

特に大きな窓が多いリビングの壁をぶち抜いて広くする場合、ペアガラスやトリプルガラス、内窓などで断熱性能を高めることで冷暖房効率の低下を抑えることにつながります。

防音性やプライバシー性が低下し気になることがある

マンションの壁をぶち抜いて間取りが変わると、防音性やプライバシー性が低下し気になってしまうケースもあるので要注意です。

例えば、壁をぶち抜いてリビングを広くして、寝室や子供部屋と隣同士になると話し声やテレビの音が気になることがあります。

また、間取り変更によって動線が変わると、プライバシー性が低下してくつろげなくなる可能性も考えられます。

このようなデメリットへの対策としては、間取りプランができたら生活を細かくシミュレーションするのが効果的です。

それぞれの部屋での過ごし方や時間帯、家事や生活の際の移動ルートなどをシミュレーションして、問題点がないかチェックしてみましょう。

コンセントやスイッチの配置も変わる

壁をぶち抜いてマンションのレイアウトを変更すると、コンセントやスイッチなど電気系統の配置が変わる点にも注意が必要です。

例えば、2つの子供部屋の間の壁をぶち抜いて1部屋にする場合、照明やスイッチ、コンセントの理想的な配置は変わってきます。

部屋に置く家具や家電のレイアウトも変わるため、1から電気配線も見直す必要があるのです。

壁をぶち抜くリフォームを検討するときは、間取りのことだけでなく、実際の暮らしまで想定してコンセントやスイッチなどの配置も最適化しましょう。

ここで挙げたようなデメリットに対策し壁をぶち抜くリフォームを成功させるためには、マンションのリフォーム・リノベーションに詳しい会社に相談し、適切なアドバイスを受けることが大切です。

千葉でマンションリノベーションを検討している方は、『be naked』へお問い合わせください。

多くの施工実績で培ったノウハウを活かし、壁をぶち抜く間取り変更を含めたマンションのフルリノベーションをトータルサポートいたします。

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そもそもマンションの壁をぶち抜くことはできるのか

壁をぶち抜くリフォームができるラーメン構造のマンション

鉄筋コンクリート造のマンションは、そもそも壁をぶち抜いて間取り変更リフォームができるのか気になる方が多いようです。

結論からお伝えすると、壁をぶち抜くリフォームができるかどうかは、マンション構造と管理規約によって変わります。

※一般的なマンションの構造の種類

  • 壁式構造:室内の壁が建物の支える耐力壁になっていて、撤去や移動ができないことが多い
  • ラーメン構造:柱と梁で建物を支える構造で、内装壁を撤去・移動できるケースが多い

一般的な鉄筋コンクリート造のマンションで採用されていることが多い構造は上記の2種類で、壁式構造の場合は建物を支える耐力壁になっていることが多く、撤去や移動が難しいケースがほとんどです。

一方、柱と梁で建物を支えるラーメン構造の場合、内装の壁を撤去・移動できる可能性が高いです。

ただし、構造上ぶち抜ける可能性がある内装壁の場合でも、管理規約によって禁止されていることもあるので注意しましょう。

このような構造・管理規約を一般の方がチェックして、壁をぶち抜くリフォームができるか判断するのは難しいです。

マンションリフォーム・リノベーションに詳しい専門店に相談し、壁の撤去や移動ができるか事前確認したうえで計画を立てるのが確実です。

千葉でマンションの壁をぶち抜くリフォーム・リノベーションを検討している方は、『be naked』へお問い合わせください。

ご自宅・中古マンションなど、間取り変更できるかどうかの判断や理想のプランづくりなどを含めて、マンションのフルリノベーションをトータルサポートいたします。

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壁をぶち抜くリフォームの費用相場

壁をぶち抜くリフォームのマンション施工事例

壁をぶち抜いてマンションの間取りを変更するリフォームは、プラン内容によって費用相場が変動します。

 リフォームの種類工事内容費用相場
壁の一部をぶち抜く簡易的なリフォーム壁の撤去と補修5~10万円前後
壁をぶち抜いて2部屋を1つにする壁の撤去と室内全体の内装工事・電気工事など50~100万円前後
壁をぶち抜いてキッチンの移動を含めた間取り変更内装・設備・電気工事など200~300万円前後

上記はあくまで目安ですが、壁を撤去する範囲や工事内容によって、必要な作業や費用相場は大きく変わります。

例えば、2つの部屋の間にある壁を撤去して補修するだけなら、10万円前後の費用でできるケースが多いです。

一方、壁をぶち抜いて1つの部屋をつくったり、キッチンを移動してLDKの間取り変更をしたりする場合は、必要な工事が増え費用も多めにかかります。

また、複数の壁を撤去してマンション全体の間取りを変更するフルリノベーションの場合は、延床面積やプラン内容によって変動幅が大きくなるため一概に費用相場を出すのが難しいです。

壁をぶち抜くリフォームを検討するときは、なるべくマンションの施工実績が豊富な会社に相談し、正確な見積もりを出してもらいましょう。

be naked』は千葉県で多くのマンションリノベーションをサポートした実績があり、現地調査からお見積もり、実際の施工までトータルサポートするフルリノベーション専門店です。

壁の撤去や移動を含めて、お客様のライフスタイルにマッチするマンションフルリノベーションプランをご提案いたします。

ぜひお気軽にご相談ください。

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まとめ

マンションの壁をぶち抜くリフォームは、開放的な空間やライフスタイルにマッチする間取りをつくることができるのがメリットです。

ただし、壁をぶち抜くことで間取りや動線が変わるため、実際の生活をシミュレーションしながらプランを調整する必要があります。

費用相場も工事内容によって大きく変わるため、なるべくマンションリフォーム・リノベーションの施工実績が豊富な会社に相談し、プロ目線のアドバイスを受けながら計画を立てましょう。

be naked』は、千葉県の多くのマンションリノベーションで培ったノウハウを活かし、お客様のご要望に合わせたプランをご提案いたします。

購入予定の中古マンション・ご自宅どちらにも対応し、間取り変更を含めたフルリノベーションのプランをご提案いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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