vol.02
一人暮らしだからできるこだわりと、自分でつくる住まい
「欲しい間取りが欲しかった」という理由です。
私はリノベーション事業部で設計を担当させていただいております。
その時に気づいたことが、
自分の理想の間取りは自分でしか作れないということだったんです。
私は一人暮らしで物も少なく、広々とした暮らしを望んでいたため" 1L "という間取りは絶対条件でした。
一番のこだわりは収納スペースですね。
特にウォークインクローゼットに可動棚を取り付け、日々の生活で使用するものから、シーズンものまで、大好きな洋服を飾れるようなスペースにしました。
収納家具を追加して買わなくてもいいような、ゆとりある生活空間へ仕上げました。
洗面室とトイレもこだわっています。
まず、うちのトイレにドアはありません!(笑)
お仕事で設計をしているときから必要ないと思っていたので、付けませんでした。
これも一人暮らしならではのポイントですね。
玄関からリビングへと繋がる廊下もこだわりがあります!
趣味の絵を飾れるようにレールを通して、照明が映えるように壁紙を暗くして画廊のように演出しました。
ここにはマンション特有の梁 ( はり ) がリビングまで続いていたので 逆にこの梁を生かして照明のレールを囲い隠しました。
朝ごはんをきちんと時間をかけて食べるようになりました。
ぬかづけと味噌汁、それにご飯!(笑)
前のお家はキッチンが狭く動線が悪かったのであまり作る気になりませんでした。
また、家電なども無理やり置いていたので、キッチンに立ちたいと思いませんでしたね。
今のお家はキッチンがとても広びろとしていて、ゆとりがあるので、ゆっくりご飯を作って食べよう!
という気持ちになります。
最近はぬかづけ作りにハマって、自分で作っています!
あとは毎日の通勤が変わりましたね。
実は前の家の方が会社への利便性は良かったです。
今はバスと電車を使っています。
それでも利便性が悪くなったとは感じません。
街がコンパクトになっていて移動もスムーズに行えるからだと思います。
そのため車も処分しました。
住みやすい街に引っ越すことができ、車の固定費も浮いたのでダブルで良かったです!
be nakedの良いところは、お客様の生活環境に合わせた要望でお家を作れることが最大の魅力だと思っています。
いざ家を買おうと思ってもお家を探したり、設計を別の事務所に頼んだりとわからないことが多く、敷居が高いのですが、
ワンストップサービスのbe nakedなら、自分の要望を伝えるだけでお家探しからスタートできる敷居の低さと、実際に自分で住まいづくりを経験することができるので、とても満足できると思います。
また、可動棚を増やし過ぎてしまったり枕棚が必要ないと感じたり、設計者としての観点でも勉強になることが多かったので良かったです。
そうですね…。
あまり作り込むよりも、空間に余裕をもたせた方が住んでからの応用が効くなぁと感じました。
スケルトンリノベーションで箱を作り、中は住んでから整えていくことを考えると、さらにうまくいったのではないかと思います。
収納が欲しいという要望ではなく、何を収納したいかを伝えることが重要で、それを伝えたらあとのプランは担当の設計士さんに任せることが良いと気付きましたね。