60平米のリノベーション間取り|暮らしに合う選び方と設計アイデア

60平米のリノベーション間取り|暮らしに合う選び方と設計アイデア

60平米のマンションは、人によって「広い」と感じることもあれば、「少しコンパクトかもしれない」と感じることもある広さです。

ただ実際には、間取りの工夫次第で、自分の暮らしに合った「ちょうどいい住まい」をつくることができます。

そこで今回は、千葉のリノベーション会社『be naked』が、60平米で実現できる間取りや設計のポイント、物件選びで押さえておきたい注意点までをわかりやすく解説します。

自分の暮らしに合った住まいを具体的にイメージしながら、納得できる選択をするための参考にしてください。

千葉で60平米のリノベーションをご検討中の方は、「be naked」へご相談ください。

専属設計士が暮らしに合う間取りづくりをサポートします。

60平米は「広さ」よりも「使い方」で差が出る

60平米は「広さ」よりも「使い方」で差が出る

60平米は、間取りの工夫によって快適性が大きく変わる広さです。

同じ面積でも、空間の使い方次第で「ゆとりのある住まい」にも「窮屈な住まい」にもなります。

60平米はどのくらいの広さか

60平米は、一般的に約36〜37畳ほどの広さに相当します。※1

このうち、玄関や廊下、水回りなどを除いた実際に居住スペースとして使える面積は、おおよそ25〜30畳が目安です。

リビング・ダイニング、寝室、収納スペースを確保できる広さがあり、日常生活に必要な空間は十分に整えられます。

60平米では「何を優先するか」を整理したうえで間取りを考えることが重要です。

※1:不動産公正競争規約基準(1畳=1.62㎡)で計算

「部屋数」より「余白」が重要になる理由

60平米の住まいでは、「どれだけ部屋をつくるか」ではなく、「どのように使うか」を基準に考えることが、心地よい住まいを実現するポイントです。

部屋を細かく区切ると、それぞれのスペースが狭くなり、家具の配置や動線に制約が生まれやすくなります。

一方で、空間をゆるやかにつなげることで視線が抜け、実際の面積以上に広く感じられる住まいになります。

60平米で実現できる間取りパターン

60平米で実現できる間取りパターン

60平米の間取りは「何LDKにするか」だけで決めるのではなく、暮らし方に合わせて選ぶことが重要です。

ここでは、60平米で検討されることが多い間取りの考え方と、選ぶ際の判断ポイントを解説します。

空間を広く使う「1LDK」という選択

60平米のリノベーションで1LDKは、生活空間と休息空間を分けたい方に向いている間取りです。

リビング・ダイニングを広く確保しつつ、寝室を分けることで、生活空間と休息空間を分離できます。

空間にメリハリが生まれるため、日常生活の切り替えがしやすくなる点が特徴です。

個室を最小限に抑えることで、リビングにゆとりを持たせることができ、家具の配置やレイアウトの自由度も高まります。

あえて区切らない「ワンルーム・0LDK」という考え方

空間を最大限に活かしたい場合は、あえて間仕切りを設けないワンルームや0LDKという選択もあります。

リビング・寝室・ワークスペースをひとつの空間として設計することで、視線が抜け、広がりのある住まいになります。

壁や建具が減ることで圧迫感が軽減され、実際の面積以上に広く感じやすくなる点が特徴です。

家具の配置によって空間をゆるやかに区切ることができるため、用途に応じた使い分けも可能です。

部屋数よりも広がりを重視したい」「空間全体を一体として使いたい」といった方に向いています。

部屋を増やすか迷ったときの判断基準

60平米で間取りを検討する際、「部屋を増やすべきか」で迷うケースは少なくありません。

以下の観点から優先順位を決めることが大切です。

  • ・在宅時間が長いか
  • ・寝室・仕事部屋など個室として確保したい用途があるか
  • ・収納スペースをどの程度確保したいか

部屋数を増やすと、それぞれの空間がコンパクトになりやすく、圧迫感や使いにくさにつながることがあります。

一方、用途が明確な個室が必要な場合は、無理に空間をつなげるよりも、適切に区切る方が使いやすくなります。

重要なのは「何LDKにするか」ではなく、「どのように過ごしたいか」を基準に考えることです。

千葉で中古マンション購入×リノベーションをご検討の方は、「be naked」へお問い合わせください。

専属設計士とともに物件探しからスタートし、暮らし方に合わせた住まいづくりをご提案しています。

60平米のリノベーションで実現できる間取りアイデア事例

60平米のリノベーションで実現できる間取りアイデア事例

60平米の住まいは、間取りのつくり方によって印象や使い勝手が大きく変わります。

ここでは、60平米のリノベーションで実現した間取りを、事例とあわせて見ていきましょう。

1LDK|開放感と落ち着きを両立した間取り

こちらは、リビングを中心に空間をつなげながら、寝室や収納もしっかり確保した間取りとなっています。

間取り図|緑地の静けさの中に佇む、千葉のマンションで叶えた男前フルリノベーション

〈関連ページ〉緑地の静けさの中に佇む、千葉のマンションで叶えた男前フルリノベーション

既存の3LDKを1LDKに変更し、リビング・ダイニングと寝室をバランスよく配置することで、同じ広さでもゆとりのある住まいを実現しました。

壁や間仕切りを最小限に抑えることで視線が抜け、実際の面積以上に広く感じられる点が特徴です。

開放感を重視した1LDK|空間をつなげて広く使う間取り

〈関連ページ〉緑地の静けさの中に佇む、千葉のマンションで叶えた男前フルリノベーション

0LDK|空間を贅沢に使う間取り

こちらは、3DKから0LDKへとリノベーションした事例です。

部屋としての区切りをあえて設けず、生活のすべてをひとつの空間として設計することで、視線が抜ける広がりのある住まいとなっています。

間取り図|思い立った今がその時。まるで画廊のような住まい。

〈関連ページ〉思い立った今がその時。まるで画廊のような住まい。

ベッドルームはゆるやかにシームレスのカーテンで仕切り、生活の中心となる空間と自然につながるレイアウトです。

空間をつなげた0LDK型|開放感を最大化する間取り

〈関連ページ〉思い立った今がその時。まるで画廊のような住まい。

be nakedには、今回紹介しきれなかった事例がたくさんあります。ぜひご覧ください。

拓匠開発の施工事例へ

60平米を心地よくする間取り設計のポイント

60平米を心地よくする間取り設計のポイント

60平米の住まいは、広さに限りがあるからこそ、設計の工夫が暮らしやすさに直結します。

ここでは、60平米で無理なく快適に暮らすための設計のポイントを紹介します。

暮らし方から間取りを決める

間取りは、部屋数から決めるのではなく、日々の過ごし方から考えることが重要です。

たとえば、リビングで過ごす時間が長い場合は、居室数を増やすよりも、滞在時間の長い空間に面積を配分する方が合理的です。

また、用途ごとに空間を分ける場合でも、完全な個室にするか、緩やかに区切るかによって使い勝手は変わります。

「どこで・どのように過ごすか」を整理することで、自分に合った無理のない間取りが見えてきます。

生活動線と家事動線をシンプルにまとめる

リノベーションでの動線設計は、暮らしやすさに影響する要素です。

たとえば、以下のような動線を意識すると、日常の移動がスムーズになりストレスを感じにくくなります。

  • ・洗面・洗濯・収納を隣接させ、行き止まりなく移動できる「回遊動線」をつくる
  • ・玄関から収納(シューズクロークやクローゼット)を経由してリビングへ移動できる配置にする

キッチン・洗面・浴室などの水回りは、できるだけ近い位置にまとめることで、家事効率と空間効率の両方を高めることが可能です。

開放感をつくるために「つなげる設計」を取り入れる

60平米では、空間を分割するほど一つひとつの面積が小さくなります。

そのため、必要以上に間仕切りを設けず、空間を連続させる設計が有効です。

視線や動線が遮られにくくなり、面積以上の広がりを確保しやすくなります。

また、建具の種類や配置によっても空間の印象は変わります。

引き戸や可動間仕切りを採用することで、必要に応じて区切りながら、通常時は一体空間として使うことが可能です。

間取りに可変性を持たせることで、ライフスタイルの変化にも柔軟に対応でき、長く快適に住み続けられます。

自分らしい暮らしを実現するための設計ポイントは、こちらの記事も参考にしてください。

〈関連ページ〉一人暮らしの理想の間取り実例|自分らしい暮らしを実現するための設計のポイント

60平米で「ちょうどいい暮らし」をつくるコツ

60平米で「ちょうどいい暮らし」をつくるコツ

60平米は、空間の使い方次第で暮らしやすさが大きく変わります。

ここでは、「ちょうどいい暮らし」を実現するポイントを紹介します。

広さを活かすために「詰め込みすぎない」

60平米では、「できること」をすべて取り入れるよりも、「あえて減らす」ことが重要です。

部屋数や機能を優先して詰め込むと、一つひとつの空間に余裕がなくなり、落ち着きにくい住まいになります。

必要な要素を見極めて絞り込むことで、視覚的にも心理的にも負担の少ない、ゆとりある空間になります。

一人でも心地よく過ごせる空間のつくり方

住まいの快適性は、広さよりも「過ごしやすさ」によって決まります。

一人で過ごす時間が多い場合は、空間の中に複数の居場所をつくることが重要です。

たとえば、くつろぐ場所と作業する場所を同一空間の中で分けることで、気分の切り替えがしやすくなります。

完全に区切らなくても、家具や配置によって役割を分けることで、自然な使い分けが可能です。

収納は「隠す」と「見せる」を分ける

空間の印象は、収納の見せ方によって大きく変わります。

すべてを隠すと閉塞感が出やすく、すべてを見せると生活感が強くなります。

そのため、用途に応じて収納方法を使い分けることが重要です。

日用品や雑多なものは見えない場所にまとめ、よく使うものやインテリア性のあるものは見せることで、空間にリズムが生まれます。

千葉で中古マンション×リノベーションをご検討の方は、「be naked」へお問い合わせください。

be nakedは、物件探しから設計・施工までワンストップでご相談いただけるリノベーション会社です。

物件選びで確認したいポイント

物件選びで確認したいポイント

60平米のリノベーションでは、間取りの工夫だけでなく、「どの物件を選ぶか」が仕上がりを大きく左右します。

同じ広さでも、建物の条件によって「できること」と「できないこと」が変わるため、購入前にポイントを押さえておくことが重要です。

間取り変更の自由度

マンションは物件ごとに、間取り変更の自由度が異なります。

そのため、事前にどこまで間取りを変えられるかを確認しておくことが重要です。

間取り変更の自由度は、主に以下の点で確認できます。

  • ・壁を取り払ってLDKを広くできるか
  • ・部屋の位置を大きく変更できるか
  • ・スケルトン(内装や間仕切りをすべて撤去した状態)に近い状態まで解体できるか

これらは物件によって対応できる範囲が異なります。

一方で、建物を支えている壁は撤去できない場合があり、間取りの変更に制限が出る場合もあるため、事前の確認が必要です。

水回りの移動制限と配管の位置

キッチンや浴室、トイレなどの水回りは、自由に移動できるとは限りません。

これは、排水管を通すための配管や、パイプスペース(PS)の位置が決まっているためです。

排水には勾配が必要なため、PSから大きく離れた位置に水回りを移動することはむずかしくなります。

そのため、水回りの位置は「大きく変える前提」ではなく、「活かす前提」で考えることが現実的です。

物件を選ぶ際は、水回りの位置が希望する間取りに合っているかを確認しておくこともポイントです。

管理規約・建物状況

マンションには管理規約があり、リノベーションの内容に一定の制限が設けられている場合があります。

具体的には、以下のような項目が定められていることがあります。

  • ・工事可能な時間帯
  • ・使用できる材料
  • ・床材に求められる遮音性能

これらの条件によっては、希望する工事内容が制限される可能性があるため、事前に確認しておくことが重要です。

また、修繕積立金の状況や建物の維持管理の状態も、長く安心して住むうえで重要な判断材料となります。

間取りだけでなく、建物全体の管理状況もあわせて確認することが大切です。

中古マンションでできるリノベーションについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。

〈関連ページ〉中古マンションのスケルトンリノベーション|どこまでできる?メリット・デメリットと費用、補助金、事例を紹介

千葉での60平米リノベーション総額の目安

千葉での60平米リノベーション総額の目安

60平米のリノベーションは、中古マンション価格+リノベーション費用で総額が決まります。

千葉県の相場をもとにすると、総額は約3,900万〜4,200万円前後がひとつの目安です。

中古マンション価格の相場

千葉県の中古マンション成約物件の平均㎡単価は、2025年度の東日本レインズの調査によると約40.31万円となっています。

この単価をもとに60平米で換算すると、約2,400万円前後がひとつの目安です。

※価格はあくまでも平均であり、エリアや築年数、駅距離などの条件によって大きく変動します。

〈参考〉公益財団法人 東日本不動産流通機構(東日本レインズ)|首都圏不動産流通市場の動向(2025年度)

リノベーション費用の目安

60平米のリノベーション費用は、施工会社や仕様によって異なりますが、1㎡あたり約25〜28万円がひとつの目安です。

この単価をもとにすると、60平米のリノベーション費用は、約1,500万円〜1,700万円前後になります。

ただし実際には、仕様や工事内容によって大きく変動します。

また、費用に差が出る主な要因は以下のとおりです。

  • ・間取り変更の有無
  • ・水回りの移動範囲
  • ・内装・設備のグレード

単価だけでなく「どこにコストをかけるか」で満足度が変わる点が重要です。

中古マンションを購入してリフォームする場合、補助金を活用することができます。

詳しくは以下の記事を参考にしてください。

〈関連ページ〉千葉県で使えるリフォーム補助金一覧|費用を抑えて自分らしい住まいを実現する方法

まとめ

この記事では、60平米のリノベーションで実現できる間取りの考え方や設計のポイント、物件選びの注意点について解説してきました。

限られた広さでも、空間の使い方や設計の工夫によって、暮らしやすさは大きく変わります。

納得できる住まいをつくるためには、間取りと予算・物件選びを切り離さず、早い段階で専門家に相談することが重要です。

今回の内容が、自分に合った住まいづくりを検討する際の参考になれば幸いです。

Back
一覧へ戻る
Next